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う の 整 骨 院

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【バスケットボールと膝の痛み】

バスケットで足首捻挫、突き指に次いで多いのが「膝」の故障です。
バスケットに限らずバレーやジャンプの多い競技では「膝」の故障は頻発しています。
今までにバスケット選手で実際に臨床で診てきた症例をご紹介します。

 バスケットにおける膝の痛み分類

膝関節は様々な靭帯や筋肉によって支えられています。
各靭帯や筋肉には課せられた役割というものがあり、損傷をするとプレーに制限が出てしまう
など注意が必要な関節になります。

ここでは簡単な分類だけをご紹介します。
詳細については各ページをご参照下さい。

@ジャンパー膝

太ももの全面には大腿四頭筋という大きな筋肉が走っています。
そしてその筋肉は膝蓋靭帯に変わりお皿の下辺りに付着します。
そこの膝蓋靭帯の付着部で炎症が起き痛みを発生させます。
ひどい症状は屈伸ができない、階段が登れない等、日常生活にも支障をきたします。
よくオスグッド病と間違われる疾患の一つです。

A半月板損傷

太ももの骨とすねの骨(膝関節)の間にあるクッションのようなものです。
膝の安定性や、曲げ伸ばしがやりやすくするためにあります。
内側と外側と2つ存在しており、どちらが痛いかによって治療も変わります。
また、血流が悪い場所がある、関節に挟まって膝がロッキングしてしまうなど
様々な症状が出てきますので早期治療が必要となります。

B前十字靭帯損傷

前十字靭帯は、太もものの骨とすねの骨を結んでいる靭帯で、すねの骨が前方へ飛び出さない
ように(脱臼しないように)膝関節の内部で支持している靭帯です。
バスケットにおいて前十字靭帯を損傷することは、プレーにも制限が出たり、膝の不安定感が
増し、いつものプレーができなくなってしまう恐れがあります。
靭帯自体の血流も悪く、自然治癒はなかなか難しいです。
ですので、プレーを続けるのであれば適切かつ迅速な治療が必要となります。

C内、外側側副靭帯損傷

太ももの骨とすねの骨を内側、外側で支えている靭帯で、左右へのブレを防止するのに必要な
靭帯となります。
バスケットにおいてはたびたび損傷をするメジャーな疾患と言えます。

D後十字靭帯損傷

後十字靭帯は、太もものの骨とすねの骨を結んでいる靭帯で、すねの骨が後方へ飛び出さないように(脱臼しないように)膝関節の内部で支持している靭帯です。
損傷頻度は他の靭帯に比べ少ないですが、大事な靭帯の一つです。

E鵞足炎

鵞足(縫工筋、薄筋、半腱様筋)の付着部であるすねの骨の内側部分が引っ張られ、炎症が
起きて痛みを起こします。
痛みのメカニズムを理解している人が少なく、なかなか治りにくい疾患と言われています。
しかし、ちゃんと原因はありますのでご安心下さい。

F腸脛靭帯炎(ランナー膝)
大腿部外側に走っている腸脛靭帯が、膝の曲げ伸ばしのやりすぎで、膝の外側でこすれて炎症を起こし痛みが出るものです。
痛みは炎症によるもので、走りすぎとかこすれているとかが原因とされていますが、
実際はそうではありません。


よく起こる代表的な疾患を挙げました。
どうですか?どれか該当する疾患はありましたか?
各疾患についてはそれぞれのページをご参照下さい。


以上で「バスケットボールと膝の痛み」を終わります。


よく読まれている項目です

・バスケットボールと半月板損傷の痛み

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