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バスケにおける前十字靭帯損傷 吹田 茨木 摂津 高槻 大阪
バスケットにおける前十字靭帯損傷と治療
【前十字靭帯損傷とは】
前十字靭帯とは、太ももの骨(大腿骨)とすねの骨(脛骨)を
結ぶ靭帯のことです。
普段はすねの骨が脱臼しないように補強されているのですが、
何かの瞬間に靭帯が引っ張られたり、捻ったりして靭帯が
損傷してしまいます。
単独損傷よりも、半月板や側副靭帯損傷を合併することが多く、
重症の場合は完全に断裂してしまい手術適応となります。
【症状はどんなもの?】
膝周辺の腫脹、熱感
膝崩れ、膝が抜ける、外れるといった感覚
膝が曲げられない、痛くて歩けない
バスケにおいて前十字靭帯損傷になる原因は?
バスケにおける前十字靭帯損傷の原因として、筋力や柔軟性低下がよく挙げられるかと思いますが、
実はあまり関係ありません。
それよりももっと大事なことは
「正しい身体の使い方ができているかどうか」
です。
正しい動作とは、解剖学的、運動学的、力学的に優位な動作のことであり、
体の使い方がそれらを逸脱していると怪我を起こしやすくなります。
<正しい動作=力学的優位=効率的な動作>
<負荷が少ない=怪我をしにくい=パフォーマンス向上>
<効率的かつ「動ける体
」=パフォーマンス高い>
これはどのスポーツでも同じことです。
柔軟性や筋力があっても体の使い方が上手でなければ必ず怪我をします。
逆に柔軟性や筋力がなくても体の使い方が上手な選手は、
怪我もなくパフォーマンスも高い傾向にあります。
バスケにおける前十字靭帯損傷になる原因動作についてはこちらをご参照下さい。
「バスケにおける前十字靭帯損傷の原因」
バスケにおける前十字靭帯損傷の治療(保存療法)
まずは損傷の程度により「保存療法(手術なし)」か「手術」かを判断する必要があります。
ここでは「保存療法」を解説させていただきます。
@
必ず安静、固定
腫れや可動域制限がある状態では絶対に「安静」「固定」が必要です。
通常であれば2〜4週間程度で痛みや腫れも落ち着き、
日常生活での制限はなくなってくるかと思います。
A
専用運動療法
当院では前十字靭帯損傷に対して運動療法を行います。
神経伝達を正常に戻すことで、疼痛緩和や炎症を抑える効果があります。
運動療法を知りたい方はこちら→
「運動療法」
B
トレーニング
痛みや腫れが消失すればリハビリをしなくてはいけません。
固定した期間により、関節や筋力が低下している可能性があります。
・前十字靭帯損傷予防の為のトレーニング
・可動域訓練、筋トレ、ストレッチ
C
動作分析、競技復帰
いきなり100%の復帰をしてはいけません。
この復帰のやり方を間違えると再発する可能性は大です。
100歩譲ってもまずは「軽いジョグ」くらいからです。
また、サポーターやテーピングは必須となります。
・軽いジョグ→直線ラン→横走り→後ろ走り→レイアップ
・ラダー→歩行切り替えし(踏ん張り動作のみの確認)→軽ランでの切り替えし
・シュート→ドリブルからストップ&シュート→パスを応用してのストップ&シュート
これは一例ですが、このように少しずつ負荷をかけていき完全復帰を目指します。
そして
一番重要なことは「動作分析」を行うこと
です。
バスケにおける前十字靭帯損傷の多くはその動作不良により起こります!
これらを直さない限り何度でも傷める可能性はありますし、パフォーマンスにも影響します。
一度自分のプレーを動画に撮ってじっくり観察することもバスケ上達には必要不可欠です。
【競技復帰までの目安です(当院実績による)】
軽症
〜1か月
中程度
2か月〜4カ月
重症
手術適応(ばらつきが大きいです)
前十字靭帯損傷は痛み自体は安静にしていればそんなに時間はかかりません。
しかしバスケ競技に復帰となると時間はかかると思います。
「痛みがなくなったから完治」ではありません。
痛みがない=靭帯組織が治った
わけではありませんので、競技を続ける上で一定の再発のリスクを含んでいます。
ですので、継続してのコンディションニング調整が必要不可欠であり、
選手生命を延ばす上で必ず必要なことだと思っております。
まとめ
我々は常に力学を体に受けながら動いていますので、
その力学に対して効率の良い体の動かし方というものが存在します。
柔軟性や筋力も無関係ではありませんが、優先順位は二の次でいいと思います。
開脚ができても、どれだけ屈強な筋肉を持っていても、怪我の予防には全くなりません。。
当院の運動療法は前十字靭帯損傷治療の実績もあり、
バスケ以外にも様々なスポーツでの前十字靭帯損傷の患者様が来院されています。
術後のリハビリなども当院がしっかりサポートさせていただきますので、一度ご相談下さい!
吹田、茨木、摂津、高槻、大阪府で前十字靭帯損傷でお悩みの方はうの整骨院へ!
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