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【バスケットと腰椎ヘルニア】

バスケットボール競技において腰痛を発症することは稀ではありません。
経験上どちらかと言えば多い方かと思っています。
このページを読んでいただいてるということは、
当然ですが腰痛でお悩みの方だと思います。
このページでは腰椎ヘルニアとバスケットボールについて書こうと思います。

腰椎ヘルニアの症状等については「腰椎ヘルニアの痛みとシビレ」をご参照下さい。

どうしたら痛いのか

バスケットボール選手の腰痛、特にヘルニアや坐骨神経痛というものはやっかいです。
必死に練習してきたのに肝心な試合の日の朝に腰痛が悪化、
神経痛発症など経験がある方もいるのではないでしょうか？

腰のヘルニアの症状自体は今の医学なら抑えることは可能です。
しかしバスケットボールにかかわらずスポーツをやりながらとなると、
それなりの治療と覚悟が必要になってきます。
特にプロの選手ならなおさらです。

・どんなプレーをした時に痛みが出たのか
　
・どんなプレーをした時が痛いのか
　
実はこれを考えることで選手生命が延びるのか、縮まるのかが変わってきます。
　
我々は重力化で生きている以上必ず受けなければならない体への負担があります。
それは「力学的負担」です。
これだけは宇宙にでも行かない限り避けられません。

「何を当たり前の事言ってるんだ！」と聞こえてきそうですが、
そうです、当たり前の事なのですが、その当たり前の事を
しっかり理解して、上手な体の使い方をしている人は多くありません。

・スポーツをするのであれば、力学的に有効な体の使い方をすること

・関節や筋肉、重心の使い方一つで負担は激減させることができる

これを理解している選手は、当然怪我も少ないです。
（中には無意識に効率的な体の使い方ができている人もいます）　

バスケットボールでの腰の負担

腰を反る、腰を捻る、DF時の中腰姿勢などが挙げられます。
　
・反る→シュート時、ドリブル姿勢、DF姿勢、ジャンプ時etc

・捻る→ドリブル時、方向転換、リバウンド、ポストプレー、DFetc

簡単ではありますがこんな感じでしょうか。

一つ一つ解説していたら大変な作業になりますのでここでは省略しますが、

「股関節」「膝関節」「足関節」の使い方、それに付随した重心の使い方、

これを意識するだけでかなり変わってきます。

腰の動きは全て下半身の動きに連動して行われます。

ですので、股関節は勿論、膝関節、足関節の使い方次第で
腰への負担は減らすことができます。
　
効率的な体の使い方＝力学的負担が少ない＝パフォーマンスも向上

この公式は覚えておいて下さい。

負担をゼロにすることは不可能ですが、今より減らすことは可能です。

腰椎ヘルニアを持ちながらバスケットボール競技を続けることは大変なことですが、

体の使い方一つで負担が減るならやってみようかな？って思いませんか？
　
注意：これらのことは炎症や日常生活への支障はない程度の方向けに発信して
いますので、安静時にも痛みやシビレがある方はまず治療が必要になります。

後は、バスケットボールの場合はポジション別にも色々問題がありますが
それはまた別のページでということで。

以上で「バスケットボール、腰のヘルニアでお悩みの方」を終わります。
何かお困りのことがありましたらお気軽にご相談下さい。

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